生活習慣や癖の改善で出来る歯並びの予防①-大人も子供も

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生活習慣や癖の改善で出来る歯並びの予防①-大人も子供も

歯並び・噛み合わせに影響が生じてしまうような生活習慣や癖にはどのようなものがあるでしょうか?それらを日常生活で気をつけるだけでも歯並び・噛み合わせが悪くなることを予防・軽減できます。

【歯磨きの習慣】
乳歯が虫歯で歯の幅が少なくなったり、抜いたままにしておくと後に出てくる永久歯の生える場所が不足してでこぼこになります。
大人でも虫歯で歯を抜いてそのままにしておくと両脇の歯が倒れてきたり、歯の連続性が失われます。
まずは普段の歯磨きできちんと汚れを落とし虫歯にしない歯周病にしないことが歯並びの予防になります。

【指しゃぶり】
しゃぶり方によりますが、一般的に前歯が出っ歯(上顎前突)になったり、前歯が噛み合わなくなる(開咬)になるなどの症状が出てきます。
また指を吸うことで上の歯並びの幅が狭く(狭窄歯列)なり、狭くなることで下の噛み合わせと左右的なズレ(臼歯部交叉咬合)が生じる症状も出てきます。
3歳くらいまでの指しゃぶりは当たり前のことですが、3,4歳を過ぎてもまだしている場合は要注意です。

【唇を噛む癖】
主に舌くちびるを噛んだり、吸うことが多いです。
上の前歯に出っ歯や隙間を生じてきます。また下の前歯は内側に倒れてきたりでこぼこが生じてきます。
唇の赤い部分を越えてそのまわりが赤く腫れていたり、下唇だけが荒れているのですぐわかります。