前歯の歯並びを気にされている方の矯正治療

前歯のでこぼこや歯並びを気にされている方は多いと思います。

前歯のみの矯正をご希望される方もいらっしゃいます。

ご希望のように前歯のみの治療(装置の装着)で可能な場合がありますが、噛み合わせの状態によっては全体的に歯を移動させないと前歯の歯並びを改善できない場合もあります。

治療後の上下の噛み合わせ、口元の状態などを考えた治療方法の選択が必要です。

どの範囲までの治療が必要かは、でこぼこの程度や上下の噛み合わせの状態により異なりますので、まずは矯正の専門医院でのご相談をおすすめいたします。

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寝相と歯並びについて

いつも決まった寝かたすることを私たち専門家は睡眠態癖(すいみんたいへき)といいます。
とくに歯並びに影響する睡眠態癖にうつぶせ寝があげられます。
うつぶせ寝をする場合、顔をいつも左右どちらか決まった方向に向けて寝ることが多いようです。

頭は体の中でもとても重いため、いつもうつぶせ寝の横向きで一方向から力が加わり続けるとそれ自体が矯正力となり歯並びが左右非対称になったり、成長期であれば顔の非対称やゆがみになって現れることがあります。

うつぶせ寝で顔をいつも横方向に向け、さらに頬の下に手を挟んで寝るような場合は枕にうつぶせ寝になるより強い力が加わるので要注意です。

問診の際には、歯並びと顔のゆがみとの関連から寝かた(寝相)についてもお聞きしています。

ご自分の寝かた、お子さんの寝かたについて一度ご確認してみてください。

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口呼吸(こうこきゅう)について

鼻が詰まりやすく口で息をしていることはありませんか?
鼻で息をする鼻呼吸に対して、口で息をしてしまう口呼吸(ここきゅう)があります。

くちびるが荒れたり、空気が乾燥する時期になると風邪をひきやすくなります。

それだけでなく歯並びに関係することはあまり知られていません。
口呼吸があると口のまわりにある口輪筋という筋肉が緩んでしまい出っ歯になりやすくなります。また歯ぐきが腫れやすくなります。
矯正治療をしてもまた元の出っ歯に戻りやすいのが特徴です。

慢性的な鼻の疾患がある場合は、大人・子供を問わず耳鼻科的な治療もおすすめしています。

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子供の噛み合わせも

最近では若いお母さんが矯正治療を受けられることが多くなってきました。

お母さんが診療を受けている間、お子さんは脇で椅子に座ってその様子をじっと見ています。赤ちゃんの場合はベビーカーに乗ってぐっすり、衛生士さんに抱えられてあやされている場合もあり。

そのお母さんの矯正治療も終了し装置を外して何年か経ったあと、少し大きくなったお子さんを連れてきて「子供の噛み合わせも診てもらえますか?」と再び来院してくださる場合もあります。

親子に渡って来院してくださるのはとても嬉しいことです。

「お母さんの噛み合わせ・歯並びに似ているのがやはり親子です。」

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