前歯の矯正治療 前歯で噛めない…噛み合わせを深くするには-渋谷区恵比寿の矯正・矯正歯科なら恵比寿ますだ矯正歯科

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前歯の矯正治療 前歯で噛めない…噛み合わせを深くするには

前回の記事では前歯が出っ歯の状態でも、噛み合わせが違う場合のあることをお話しました。

今回はその中でも、前歯が噛み合わない場合についてです。

上下の歯が噛み合わない場合を開咬(かいこう)といいます。

原因としては遺伝がありますが、後天的な原因もあります。
例えば、指しゃぶり、舌を突き出す癖、慢性的な鼻炎による口呼吸、低位舌、楽器などが挙げられます。

今朝のNHKのニュースで取り上げられていましたが、このような生活習慣によることが歯並び・噛み合わせに影響する場合があります。
子供のうちに周囲が早く気付いて対処してあげることで将来の噛み合わせが悪くなることを予防できます。

しかしながら周囲も気付かなかったり、気付いていたけど治療するきっかけがなかなかつかめない場合もあります。

このような噛み合わせも矯正治療で治すことができます。

子供のうちの開咬を放置して、成人になって骨が固まってしまうと治療の内容が複雑になることが多くなります。
子供のうちに早期に対処してあげることで悪化を防げることが多々あります。

子供も大人も虫歯に気をつけるだけでなく、虫歯や噛み合わせが悪くなるような生活習慣自体に問題がないか改めて注意して見てみましょう。

開咬を放置した場合の障害はどのようなことが考えられるでしょうか?
次回はこの内容についてお話したいと思います。

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八重歯の矯正治療を終了して☆治療終了後1年

矯正治療を終了してちょうど1年。
現在は保定中で定期的にメインテナンスをしております。

装置を外して1年経ったのでレントゲンや顔、口の中の写真を撮影したり、お口の中の状態を調べて定期健診を行いました。

次回の定期健診も楽しみにお待ちしておりますね♪

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診療は完全予約制のため、診療中は患者さまの貸切です。
成人の方もお子様もその親ごさんも含めお一人おひとりの診療時間と対話を大切にしたい。
そのような思いを診療室にかたちとして表現させて頂いております。

前歯・出っ歯の矯正治療 過蓋咬合、開咬の噛み合わせの違いについて①

一般的によくいう出っ歯の状態ことを専門的には上顎前突(じょうがくぜんとつ)といいます。

前歯が出ていることを悩まれて来院されますが、同じ前歯が出ているという状態でもかみ合わせには違いがあります。

ひとつは
上の前歯が下の前歯に覆い被さり、下の前歯が見えないくらいの状態。

過蓋咬合(かがいこうごう)と呼ばれる状態で、噛み合わせが“深い”などといいます。

正常な噛み合わせは上の前歯が下の前歯を覆う量が2~3mmですが、それ以上は過蓋咬合の傾向になります。

下の歯が上の前歯に隠れて見えな程の状態です。
写真では見えませんが、下の前歯は上前歯の裏側の歯ぐきを噛んでいます。

ほかには
前歯が前に出ているのは同じですが、上記の過蓋咬合とは逆に上下の歯が噛まない場合の上顎前突もあります。

上下の歯が噛み合わない状態を開咬(かいこう)といいます。

噛み合わせが“浅い”などといいます。

奥歯のみ噛み合っていて前歯は噛み合わない状態。
奥歯の負担が大きくなります。

このように前歯が出ている状態でも、程度に差はあるものの噛み合わせには違いがあります。

この違いは、あごの骨の大きさや成長方向の遺伝的原因口呼吸、習癖、舌の位置、嚥下の仕方などの後天的原因によって生じます。

噛み合わせが異なると、同じ出っ歯(上顎前突)の矯正治療でも治療方法が異なります。

この噛み合わせの違いの原因を調べるために精密検査や問診・カウンセリングがとても重要です。

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八重歯の矯正治療 噛み合っていない犬歯について

歯は上下で噛み合っていると自然と削れていき、上下での歯の接触の仕方は徐々に馴染んでいきます。これを専門的には咬耗(こうもう)といいます。

しかしながら八重歯で糸切り歯(犬歯)が表側に飛び出していて上下の歯と噛み合うことがないと普段、歯は使われていないので犬歯の先端は削れることがなく尖ったままになりやすくなります。

矯正治療で歯を理想的な位置に並べていくと、この犬歯が尖っているというこが審美的にマイナスの要因になってきます。

すなわち前回お話したスマイルラインから犬歯の尖った部分が飛び出てしまい、矯正治療後でも少しだけですが牙(キバ)っぽく見えてしまうのです。

アメリカのTom Pitts先生はスマイルラインに視点をおいた矯正治療をされている先生ですが、その先生のセミナーに参加した際には、八重歯に限らず多くの場合で犬歯の先端の形態修正が必要ということでした。

特に八重歯の場合では犬歯が尖っているため歯の先端を丸めた方が審美的に良いことが多いように私も感じています。

そのため患者さまにはこのような理由を説明させていただき、ご納得していただければ犬歯の形態修正をさせていただいております。

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https://www.masuda-kyousei.com/

八重歯の矯正治療 治療前後のスマイル☆-2

前回の記事の続きです。

八重歯の矯正治療前後でのスマイルの違いです。

治療の前後で何が違うでしょうか?

・ひとつは矯正治療をしたので歯並びおよび八重歯も改善しています。

では他には?

・ 他には、左右口角部の黒い隙間の大きさに違いがあります。

この隙間の見える部分が多いとスマイルがどうしても暗めに見えてしまいます。

治療後ではこの隙間の暗い部分の占める割合がが少なくなっており、これだけでスマイルの印象が異なることがお分かりかと思います。

前回の記事の顔写真で比較していただけるとよく分かると思います。

ただし全く隙間がないのも不自然で、適度に見えるのがよいとされています。

・ また他には、スマイルラインに違いがあります。


上前歯の先端を連ねたラインをスマイルライン(スマイルアーク)といい、このラインが真ん中の前歯から犬歯に向かうに従って徐々に上方へ移行するのが良い状態です。さらにこのラインが下唇のラインと一致する状態が見た目に美しく審美的とされています。

歯がでこぼこの状態であると、このスマイルラインが崩れてしまいます。

他にも良いスマイルの条件はあるのですが、また改めてお話したいと思います。

治療計画を立てる際には、このようなスマイルの部分にも十分考慮して行うことが大切と考えています。

本当にすてきな笑顔をありがとうございます☆
ご協力していただき感謝しております。
この笑顔が見たくて私は矯正治療がやめられないですし、のめり込んでいってしまうのだと思います(笑)


大学時代、アーチェリー部の先輩・主将だった丹後先生、奥様
お花をありがとうございます。
お久しぶりにお話もすることができてとても嬉しかったです。
今後ともどうぞ宜しくお願い致します。