八重歯の矯正治療 噛み合っていない犬歯について

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八重歯の矯正治療 噛み合っていない犬歯について

歯は上下で噛み合っていると自然と削れていき、上下での歯の接触の仕方は徐々に馴染んでいきます。これを専門的には咬耗(こうもう)といいます。

しかしながら八重歯で糸切り歯(犬歯)が表側に飛び出していて上下の歯と噛み合うことがないと普段、歯は使われていないので犬歯の先端は削れることがなく尖ったままになりやすくなります。

矯正治療で歯を理想的な位置に並べていくと、この犬歯が尖っているというこが審美的にマイナスの要因になってきます。

すなわち前回お話したスマイルラインから犬歯の尖った部分が飛び出てしまい、矯正治療後でも少しだけですが牙(キバ)っぽく見えてしまうのです。

アメリカのTom Pitts先生はスマイルラインに視点をおいた矯正治療をされている先生ですが、その先生のセミナーに参加した際には、八重歯に限らず多くの場合で犬歯の先端の形態修正が必要ということでした。

特に八重歯の場合では犬歯が尖っているため歯の先端を丸めた方が審美的に良いことが多いように私も感じています。

そのため患者さまにはこのような理由を説明させていただき、ご納得していただければ犬歯の形態修正をさせていただいております。

渋谷区 恵比寿 広尾 矯正歯科専門
恵比寿ますだ矯正歯科
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