目立たない矯正装置(3)表側の矯正装置について-渋谷区恵比寿の矯正・矯正歯科なら恵比寿ますだ矯正歯科

平日は夜8時まで週末も診療。

目立たない矯正装置(3)表側の矯正装置について

今月、治療が終了したKazumiさん。おめでとうございます。
顎間ゴムも歯磨きも最初はなかなかでしたが、励ましに応えてくれて、その後はかなりの頑張りをみせてくれました。
ご自身でも「努力の甲斐があった!」とおっしゃっていましたが、全くその通りで治療の進行もとてもスムーズでしたよ。
最初はどうなるかと思いましたが、終わってみれば一番の優等生でした!
ほんとうに良かったです。素敵な笑顔でしたよ。
写真の提供もありがとうございました。

目立たない矯正装置(3)表側の矯正装置について

従来からあるメタルの装置と金属色のワイヤー
歯の動きが良く、治療費も他の装置に比べ一番リーズナブルなのですが、見た目で避けられてしまう装置。

デーモンブラケット
歯の動きがとても良い装置。
上半分が白いセラミック、下半分がメタルのデーモン2ブラケット(左写真)
現在はデーモンクリアブラケットになり上顎の装置がすべてオールセラミックで白くなりました。
歯の動きの良さに加え、見た目も良い装置になりました。(右写真)

サファイアブラケットとホワイトワイヤー
透明度の高いサファイアの装置とホワイトのワイヤーで歯の色に馴染み、とても目立ちにくい装置。
歯の動きを重視しつつ、何より見た目重視をご希望される方におすすめの装置です。
表側の装置はこの装置を選ばれる方がほとんど。

先日、この装置を着けた患者さまは、親友と久しぶりに会ったものの装置に気づいてもらえずちょっとがっかりしたようです。
結局、自分から着けていることをお話されたとのことでした。

サファイアブラケットを装着した状態

目立たない矯正装置(2)マウスピースタイプ矯正について


当院の記事も紹介されているL’ala Pado 4月号

今月の特集は「徹底美肌塾」
美肌をつくる化粧水Lesson、カンタンだから続けられる!美肌レシピなどその他、美容に関する記事が満載です。

当院の記事も合間にありますので気が向いたらぜひご覧ください。
東京EAST版、WEST版ともに掲載しております。

クリニックのすぐそば明治通りの桜並木です。今まさに満開です。

今週のフラワーアレンジメトです。左写真はエントランスのお花、右写真は化粧室のお花です。以前ご紹介したキューピーのお花見の置物も写っています。

マウスピースタイプの矯正装置は色々な種類がありますが、その代表的なものとしてインビザラインが挙げられます。

患者さまの歯型をコンピューターで取り込み、歯の移動を忠実にシミュレートしたものから装置を製作します。歯を少しずつ移動させた状態の装置を2週間ごとに交換して歯並びを治療します。

マウスピースタイプの矯正装置の最大の特徴は何よりも取り外しできることにあります。
飲食時には取り外して使用します。

お仕事の都合やライフスタイルの中でどうしても従来の矯正器具に抵抗がある方は最適と言える装置です。取り外しできるためいつもと変わらない食事を摂れ、歯磨きと歯のお手入れが普段通りに行えます。
装置自体は透明なため目立たないことも大きな特徴です。

ですが取り外しができるため使用時間が短くなると本来予定した歯の動きが得られない欠点が生じます。

患者さまからよくお聞きするのがお茶の席で装置を外さなければならないことが億劫ということ。
またその後、はめずにそのままになってしまい使用時間が減ってしまうことが多いようです。

そのため最近では砂糖の入っていない飲み物であれば、装置を装着したまま飲んで頂いています。糖分が入ったものは装置と歯の間に残ってしまうのでNGです。
お茶、コーヒーを頻繁に飲まれる方は歯に着色が生じやすくなるため歯のクリーニングが必須です。

女性の患者さまからは装置を入れているため間食が減りました(笑)ということもよく聞きます。

インビザラインを装着した状態で撮影。
装置は入れていることを言われないと分からないほど、ほとんど目立ちません。

歯磨きをいつも熱心にされていらっしゃる患者さまのNanaさんにご協力いただきました。ありがとうございます。
いつも色々な話題でお話が盛り上がり、楽しく診療させて頂いております。

歯の移動によっては従来の装置を併用した方法で治療を行うと治療効率・精度が良くなり、治療期間を短縮できる場合があります。

ただし従来の装置を併用するといっても、インビザラインが目立たないことが特徴の装置なので、あくまでも目立ちにくい部分に限って、目立たない装置を使用するように心掛けております。

<インビザラインの特長>
・3Dコンピューターソフトで治療後のお口の中の状態を正確に把握する
・治療期間中の全装置を一括してカスタムメイドで製作する
・取り外しができて衛生的
・取り外しが可能なので、いつもと変わらない食事を摂れる
・金属アレルギーを引き起こす心配がない
・永久歯が生え揃っていない10代の患者さまの治療に可能

目立たない矯正装置(1)裏側の矯正装置について

矯正治療は少なからず期間がかかる治療です。
だからこそ装置はできれば目立たないものを選びたいもの。

目立たない装置の代表的なものとしては歯の裏側に取りつけ見えない“舌側(ぜっそく)矯正装置”、取り外しができ透明な“マウスピース矯正装置”が挙げられます。

裏側の舌側矯正装置は発音がしにくいのでは?としばしば質問を受けます。
確かに今まで無かったものがいきなり歯の裏側に付くので、最初は違和感と発音のしづらさがあります。

ですが最近の舌側矯正装置は大きさが昔のものに比べてかなり小さくなり、慣れると発音しづらいとおっしゃる患者さまはほとんどいません。

舌側の矯正装置を着けている患者さまで、お話をしていて多少舌っ足らずのような発音になっている方も中にはいらっしゃいますが、それが理由で装置を外したいと言われたことは今までありません。

ただ表側の装置にも共通していえるのですが、体調が悪いとき、疲れているとき、免疫力が下がっているときは口の中がむくみやすいので、その時だけは装置が擦れて痛いとか、しゃべりにくいことがあります。

また裏側の装置は目立たない特徴のほかに常に唾液と舌に触れているため、表側の装置に比べて虫歯になりにくい利点もあります。

左写真:治療開始時。前歯の突出とでこぼこ

右写真:でこぼこの改善時(治療途中)

≪当院の特徴と私の考えについて≫

当院では、一般的なワイヤー矯正から舌側矯正、マウスピース矯正、インプラント矯正など、一人ひとりの患者さまに合わせた治療方法をご提案しています。

患者さまのライフスタイルやご要望をお聞きしながら、シンプルな方法で早くきれいに仕上げることをいつも目指しております。

私たちが求める理想と患者さまが求めるものの間にズレが出ないようにコミュニケーションを毎回とるよう心掛けております。

何よりも最終的には素敵な笑顔で治療を終えられること、それを目的に毎回の治療に取り組んでおります。

いつも矯正治療を終えられた方の笑顔を見るたびに感謝の気持ちでいっぱいです。ご協力ありがとうございます。

部分矯正について 内容、期間など

来院されている患者さまもお気づきでしょうか。
右写真の壁にはハートが映し出されています。
照明の当て方を少しだけ工夫してハート型になるようにしています。
言われも分からない?くらいでしょうか ・・;

部分矯正について 内容、期間など

部分矯正というとどのようなイメージを持たれるでしょうか。
歯を部分的に動かすのだから全体の矯正治療より簡単と思われるかもしれません。
矯正専門でない先生からも部分矯正を教えて欲しいと依頼されることもあります。

しかしながら部分矯正の方が全体の矯正よりも難しい場合も多くあります。

歯を動かすことは簡単にできます。
歯を動かして歯並びを治すことはできます。

大切なことは歯並び・噛み合わせは上だけ、あるいは下だけのものではなく、上下で一つの器官と考えなければなりません。

噛み合わせは上下で初めてひとつのものとして噛む・食べる・咀嚼するなどの重要な働きをしています。

そのため噛み合わせは消化器官の一部ともよく言われます。

部分矯正の難しさは矯正する歯とは逆の咬み合う方の歯は動かすことが出来ないという限られた中で、部分的に歯を動かしつつ噛み合わせのことも考慮しながら治療を行うという点です。

部分的に歯を動かすというこは、全体の歯を動かすことよりも、より細かい歯の移動を要求されるということです。
長年矯正治療を行ってきて、部分矯正ほど矯正治療による歯の動きを熟知していないと難しい治療と思っております。

 

部分矯正=スピード矯正などと言われたりもしているようです。

確かに歯並び・噛み合わせの状態によっては3か月くらいで治療できるケースもありますが、程度によっては半年~1年くらいかかる場合もあります。

ですが部分矯正で無理をした治療を行い、噛み合わせや他の歯にダメージを与えるようになるのであれば、むしろ治療を行わない方がよいということをおすすめする事もございます。

歯並び・噛み合わせの状態を拝見した上で、治療のメリットとデメリットをお話させて頂き、患者さまのご希望も含め一緒にお話合いをしながら、治療は進めさせて頂いております。

何よりも大切なことは良い歯並びであると同時に、良い噛み合わせでもあり、また良い消化器官の一部として、生涯にわたって健康な身体で過ごせるようなお手伝いができればと考えております。


≪4月に向けての院内飾り物≫

先月のひな祭りに代わり、今回はお花見です。
桜が咲くのが待ち遠しいですね。

前歯の矯正治療  部分的な矯正

前回に引き続き歯並びの幅を拡大後にワイヤーで矯正した子供の治療例です。

下写真の拡大装置は前回の装置とは違った拡大装置で、拡大装置といっても様々な種類があります。
装置によって拡大の仕方が異なるため症状によって使い分けをします。
小児から17、18歳くらいまでは上あごは大きく拡大することができ、下のような写真の装置では5~6mm前後の拡大可能です。

それに対して成人の場合は顎の成長は無いので拡大しても2mm前後が限度。
それ以上拡大もされるのですが歯が外側に傾くことで見かけ上、拡がったように、みえるだけで顎自体の幅がが大きくなったわけではありません。

成人でこのように歯を外側に傾けて無理な拡げ方をした場合、上下の噛み合わせに悪い影響を与えたり、歯ぐきが下がったりする場合があります。
また元の状態に戻りやすいという拡げ方でもあります。
歯並びのでこぼこを解消するために拡大を行うこともあるのですが、上下の噛み合わせにも大きな影響をあたえるため、年齢によって拡大する量や拡大の仕方などを十分に検討する必要があります。

子供の矯正治療では、歯並びの幅の拡大が上下の噛み合わせにも影響を与えるということを利用して咬み合せの改善のために積極的に治療に活かす場合もあります。

まだまだ寒い日が多く、早く暖かくなるが待ち遠しいですね。
写真は鉢植えのさくらです。
まだ寒いのですが咲き始めました。
当院近くの明治通り沿いにはさくら並木があり、毎年とても綺麗なさくらが咲き誇ります。

満開のさくらも素敵ですが、その後の桜吹雪もまた素敵な風景ですので、お近くまでいらした際にはぜひご覧になってみてください。