2025/03/15
口ゴボの矯正治療②
上下顎前突の治療、裏側の矯正治療 21歳女性
治療前
前歯が出ていることが気になり来院されました。
上くちびるが前へ出て口ゴボの状態です。
上下前歯が出ており、上下前歯には隙間が生じている。
治療後
上は左右2本(第一小臼歯)を抜歯、下は歯を抜かないで治療をしました。
前歯が後退することで上下更新も後退して口ゴボが改善しています。
前方へ突出していた前歯が後退してかみ合わせも改善しています。
<矯正治療前後の横顔の変化>
治療前
治療後
治療後は E-line が治療真より良好になっています。
また鼻唇角も小さくなっており、上くちびるが後退したことによって鼻が高くなったように見えます。
<矯正治療前後の正面顔の変化>
治療前
治療後
治療後はフェイスラインがすっきりしており、人中が伸びたように見えることもありません。
<矯正治療前後のスマイルの変化>
治療前
治療後
2025/03/10
🌸「口ゴボが気になる」
上下顎前突の矯正治療、裏側の矯正治療 31歳 女性
上下前歯が出ている、口ゴボが気になることで来院されました。
<横顔の変化>
治療前
上下の前歯が出ている(上下顎前突)のケースです。
上は裏側、下は表側のハーフリンガル矯正装置で治療を行いました。
口元が突出していて口は閉じにくく、
無理して口唇を閉じると顎に梅干し状のシワができてしまっています。
※矯正治療は上下の歯4番目の歯を抜歯して上下の前歯を後退させました(下写真)
治療後
それによって口元が後退して E-line と 鼻唇角 がよくなっています。
また口唇が後退することによって鼻が高くなったように見える効果もあります。
<正面顔の変化>
治療前
治療後
治療後は上下前歯が後退することで口唇が閉じやすくなったたね顎に見られたうめぼし状のシワがなくなっています。
患者さんからよく質問されるのは
「前歯を後退させると人中が伸びたように見えませんか?」と聞かれるのですが、写真からも分かるように変化はほんとんどありません。
治療後の全体的な見た目の感じは良好になっています。
<スマイルの変化>
治療前
治療後
<歯並び、前歯の変化>
治療前
上下前歯が前方に突出しています。
治療後
上2本、下2本の小臼歯を抜歯することで上下前歯の突出が改善しています。
前歯が後退すると歯茎も後退するため口元の突出も改善します。
<前歯の変化>
治療前
治療後
上下前歯の突出が改善しています。
2025/03/08
舌の位置はどこにありますか? 口ごボの方、要注意!
(前回、前々回のブログも参考にしてください)
舌の位置が下に下がっており前歯が出る原因の一つになっている場合があります。
普段、無意識の時に舌はどこにありますか?
上あごに着いていなようであれば注意が必要です。
このような癖があると
「ここ数年で前歯が出てきた」とか
「ここ数年で前歯がでこぼこになってきた」
ということがあります。
また矯正治療中には前歯を後ろに移動させにくかったり
矯正治療後に隙間が開いてきたりすることがよくあります。
普段から意識して舌を上に挙げることが大切です。
「ミューイング」と言われる方法があります。
最近では口ゴボ(口元の突出)や顔のたるみ、二重あごの改善に効果があるとされ、SNSなどで人気を集めています。
✅ 舌を正しい位置に置く(スポットポジション)
1.舌の先を上あごの「スポット」に当てる。
・「スポット」とは、上前歯のすぐ裏にある、少し凹んだ部分。
2.舌全体を上あごに密着させる
・舌の先だけでなく、舌全体を上あごに吸い付けるようにするのがポイント。
・舌の奥も上あごにつけるよう意識すると、喉のあたりも鍛えられる。
3.口を閉じて鼻呼吸をする
・口を閉じた状態で、常に鼻呼吸をする。
4.歯を軽く噛み合わせ、唇を閉じる
・ただし、強く噛みしめないようにする。
舌を正しい位置に置くと口ゴボ(口元の突出)や顔のたるみ、二重あごの改善に効果があるとされ、SNSなどで人気を集めています。
美しくなるために一緒にがんばりましょう!
2025/03/06
口ゴボ(口元が前に出ている状態)の原因には、
遺伝や骨格的な要因と、
日常の習慣による影響が考えられます。
特に、後者が原因の場合は、次のような習慣が影響している可能性があります。
1️⃣ 低位舌(ていいぜつ)
– 舌が正しい位置(上あご)にない状態
2️⃣ 口呼吸
– 口が常に開いている習慣
3️⃣ 指しゃぶりや噛む癖
– 下唇を噛む、鉛筆などを噛むクセ
これらの習慣は無意識のうちに行っていることが多く、自覚しにくいものです。
舌は本来、上あごに軽く触れているのが理想的な位置ですが、低位舌の場合は舌が下がり、口の中のバランスが崩れてしまいます。
🔹 低位舌による影響
🌟物を飲み込む際に舌が前歯を押し、前歯が突出しやすくなる(口ゴボ・出っ歯の原因)
🌟噛み合わせがずれて「開咬(前歯が噛み合わない状態)」になることも
🌟口が閉じにくくなり、口呼吸の習慣がつく
🌟口呼吸により、前歯を支える筋肉(口輪筋)が弱まり、さらに口ゴボが進行する
つまり、舌が正しい位置にあり、唇をしっかり閉じられる状態が口元のバランスを整える鍵 となります。
矯正治療をする際、低位舌の状態が続いていると、舌が前歯を押す力が強いため、
✔ 矯正中に前歯を後ろへ移動させにくい
✔ 矯正後に後戻りしやすい
このため、舌の位置を改善しながら矯正を進めることが重要です。
✔ 舌の先を「スポット」に置く!
👉 「スポット」とは、上前歯の裏側(少し凹んだ歯茎の部分) のこと。
👉 舌全体を上あごにしっかりつけるのが理想的。
ただし、低位舌の人は舌の筋力が弱いため、最初は難しく感じるかもしれません。改善には「筋トレ」が必要です。
最近では、「ミューイング」という舌の正しい位置を意識するトレーニング が話題になっています。TikTokやYouTubeでも多くの方法が紹介されているので、参考にしてみると良いでしょう。
クリニックでも指導が可能ですので、気になる方はぜひご相談ください😊
2025/03/05
口ゴボ、気になりますか?
口ゴボになる原因には、遺伝的・骨格的でなっている場合、日常の習慣が原因なっている場合、それらの両方組み合わさった場合があります。
日常的な習慣が原因で口ゴボになっている場合には次のようなものがあります。
① 低位舌(ていいぜつ)
② 口呼吸
③ 指しゃぶり、下くちびるを噛む癖、鉛筆や何かを日常的に噛む癖
などがあります。
これらの癖がある場合はまず止めることが何よりも重要なのは誰でも分かりますよね。
ですが、本人が無意識で気づいていないことが多いです。
とくに低位舌(ていいぜつ)
舌の位置って気にしたことがありますか?
あまり意識したことが無い方がほとんどだと思います。
低位舌とは、舌が正しい位置(上あご)ではなく、常に下の方にある状態のことを指します。
本来、舌は上あごに軽くくっついているのが理想的な位置ですが、低位舌の場合は舌が下がり、口の中でのバランスが崩れてしまっている状態です。
舌の位置が低いと物を飲み込む(嚥下:えんげ)ときに前歯を押してしまっていることが多いです。
物を飲み込む動作は毎日のことなので前歯が押されて突出して口ゴボになってきてしまいます。
また前歯が噛まない開咬になってしまうこともあります。
前歯が出て出っ歯や口ゴボ、開咬になってしまうと、お口が閉じにくく口呼吸になりやすくなります。
口呼吸になると前歯を抑える筋肉(口輪筋)が弱くなり前歯が出やすくなります。
悪循環ですよね・・・
つまり舌が正しい位置にあり、唇がしっかりと閉じた状態だと出っ歯、口ゴボになりにくいです。
矯正治療をされる場合、
低位舌があると舌が前歯を前に押しているので矯正治療中、前歯を後ろに移動しにくい
=口ゴボや開咬を治しにくいですし、矯正治療後も後戻りしやすいです。
舌を意識的に正しい位置に位置付ける=舌を上げることがとても大切です。
舌の先を「スポット」と呼ばれる上あごの前歯の裏側(少し凹んでいる部分)の歯茎につけるのが理想的です。
ただし低位舌の方は舌の筋力が弱く、上げるのが苦しいことが多いです。
低位舌を克服するのは、ほぼ筋トレと思ってください。
筋トレって辛いですよね。とくに最初は
でもやって下さい!
矯正治療は、ダイエットやパーソナルトレーニングと同じだと思ってください。
辛くてもやらないと美しい身体は手に入りません!
一緒に頑張らないと美しい身体は手に入りません!
最近では「ミューイング」と言ってその効果や方法が Tik Tok や You tube で沢山あがっています。
参考にしてみてください。
クリニックでもお教え致します。
🌸口ゴボや歯並びがでこぼこの矯正治療例や
矯正治療に関する様々な情報をお伝えします🌸