恵比寿ますだ矯正歯科 院長ブログ

平日は夜8時まで週末も診療。

子供の矯正治療 -拡大装置について-

大人の矯正治療と違ってあごの成長を利用して歯並び・噛み合わせを治して行くのが子供の矯正治療の特徴です。
すなわち、あごの発育に合わせながら装置であごの大きさや上下骨格のバランスを整え、永久歯がいい位置に生えるようにしていく治療が主になります。

写真は緩徐拡大装置と呼ばれるもので、あごの幅を拡げるための取り外し式の装置です。真ん中には拡大するためのネジが入っており、このネジを4,5日に1回あるいは1週間に1回などまわすことで歯並びの横幅を拡大していきます。1回の回転で0.2mmでわずかなのですが、これはあごの成長や歯の生える状態に合わせ使用するためで拡大するには数ヶ月かかります。

ほかに2週間くらいの短期間に大きく拡大する装置(急速拡大装置)などもありますが、症状や年齢、歯の生え方の状態などによって装置は選択していきます。
いずれにしても拡大後は装置を外してしまうと戻ってしまうので、半年前後はそのまま装置の使用を続けます。

何よりあごの大きさや骨格のバランスを整えていくことで将来、健康な永久歯を抜かずに済む可能性が高まるのも子供の矯正治療のメリットです。


大人の方もお子様も生涯健康な歯で過ごせるように矯正治療を通して一人でも多く素敵な笑顔をみつけるお手伝いをできれば嬉しい限りです。
https://www.masuda-kyousei.com/

渋谷 恵比寿 広尾 矯正歯科専門
恵比寿ますだ矯正歯科
院長 益田 勉

受け口や顔の歪みについて 顎変形症学会

昨日今日と顎変形症学会に参加して参りました。

著しい受け口や顔に歪みがあり非対称の場合、上下左右の噛み合せのズレが大きい場合などは顎変形症と診断される場合があります。

このような症状の場合の治療法や診断、機能的な評価法などについて全国から先生方が集まり発表、討論を行う学会です。

今年は30周年記念ということで多数の海外からの先生による講演もありとても有意義な学会でした。いろいろな先生方と意見交換することはとても刺激になります。

受け口や顔の歪みで悩まれている患者さまにとって、ひとつでも良い形で治療にフィードバックできればと考えております。

矯正治療終了後の定期健診 リテーナーの確認と調整

今日は半年ぶりにリテーナーのチェックをしましたが装置も問題なく歯並びも安定していました。

リテーナーは使用していると緩んでくることもありますので装置の定期的な調整と歯並びの健診が必要です。

今回もとっても素敵な笑顔をありがとうございました☆

矯正治療をしていて本当に良かったと思う瞬間です。
次回またメインテナンスでお会いできることを楽しみにしております。

ちょっとはにかみながらのスマイル

承諾を頂いておきながら掲載するのが遅れておりました。
ごめんなさい。
またメンテナンスでお会いできることを楽しみにお待ちしております。

smile! smile!! smile!!!

笑顔になっていただきたいそのために落ち着いて治療をお受け頂けるクリニックを準備中です。
https://www.masuda-kyousei.com/

渋谷 恵比寿 広尾 矯正歯科専門

上のみ前歯の部分矯正 前歯の隙間と歯並びが気になっていました

・前歯の隙間と脇の歯(側切歯)が引っこんでいること
・糸切り歯(犬歯)がねじれていること
が気になっていらっしゃいました。

前歯のみの部分矯正を希望されておりました。
症状が軽度だったので上のみの治療が可能でした。

ですが前歯のみの矯正治療を希望されても歯並びは上・下単独のものでなく、上下で調和して噛み合わなければなりません。

そのため上だけでなく下も一緒に治療をしなければ機能的にも、審美的にも満足いく結果が得られないことの方が多いです。

この方の場合も治療開始前に検査を行い
・最終的にどのような噛み合わせにまで治療可能かどうか
・上だけで治療が可能かどうか
・下も併せて治療を行わなければならないかなど
歯型の模型からシミュレーション模型(専門的にはセットアップ模型と言います)を作製して患者さまとよく相談した上で治療を開始しました。

隙間が閉じたこと、ねじれが治ることにとても感動してくださり、治療終了時にはとても喜んで頂いたのが何よりでした。
私も一緒に喜びながら写真を一枚。

ご本人の承諾を頂いたので写真を掲載させていただきました。
ありがとうございます。

これからは歯のクリーニングを定期的に行いながらメンテナンスをしていきましょうね。